平成13527日発行

Slope (つばめ会会報)第10号   発行責任者:高橋 秀行       編集責任者:奥田 健史

 

13回東工大OLT杯要項

仁多見 剛(20期)

2001.7.1(日) 栃木県今市市・日光市「日光口磐裂の霊水」にて。

(会場:今市市生涯学習センター小ホール)

東武日光線下今市駅より徒歩25分、JR今市駅から徒歩15分。

ともにテープ誘導無しの予定。プログラムの地図を参照。

駐車場あり。台数把握のため、申込先に一報願います。

浅草駅より東武日光線特急で90分。東北道浦和インターから70分。

<大会情報のwebページについて>

http://www1.ttv.ne.jp/~kawamata/oltcup/index.html

最新の情報はこちらをご覧ください。

<クラス>

Aクラス(OLT杯、つばめ杯)難易度はM21A程度、優勝設定60分。

Bクラス 難易度はM20A程度、優勝設定50分。ほか。

<申込について>

運営省力化のため、極力e-mailをご利用下さい。

つばめ会ML加入の方は、別途お送りした要項をご覧ください。

e-mail版要項ご入り用の方は、下記問い合わせ先まで連絡願います。

郵送の場合、下記要領です。

★氏名、ふりがな、所属、クラス、プログラム、成績表郵送希望。

★連絡先(TEL、住所)

★費用払い込み(払込日、郵便局名、払込人名義)

以上を適宜の紙に書き、下記宛先までお送りください。

秦野善史 宛

★参加費を下記の口座に振り込んでください。

通信欄に氏名、クラス、プログラムと成績表の郵送希望を明記。

口座番号  加入者名 長藤浩平 

<参加費>

OLTのOB(OG)の方は1500円です(全クラス、通常・遅れ・当日とも)。

ただし、プログラム、成績表の郵送を希望する場合は、実費として各々200円増しです。

この場合でも、返信用封筒は不要です。

<申込〆切>

通常: 6.18(月)発信、消印有効。払い込みは〆切翌日まで受け付けます。

遅れエントリーをE-mailに限り6/27まで受け付けます。

詳しくは下記問い合わせ先、またはwebを参照。

<当日参加>

会場の受付に10:30-11:45の間に来てください。

<スタート>

スタート時刻は12:00からの予定です。

<問合せ先>

仁多見 剛 tnitami@chem.titech.ac.jp(メール推奨)

<交流会>

開催地未定。(東京地区の予定)詳細は追って連絡。

 

つばめ会合宿&期別対抗リレー2001


合宿幹事 奥田 健史(16期)

つばめ会合宿&期別対抗リレー2001が5月4日(休)・5日(祝)に神奈川県小田原市・箱根町(テレイン:「入生田」)を舞台に行われました。参加あるいは運営してくださった皆さん、ありがとうございました。

●お遊びOL(ブラックジャックOL)

 今回の「ブラックジャックOL」のルールは以下の通りです。

・各コントロールの得点は1~6点

・得点は親睦会のときまで秘密

・回る順番は自由

・コントロール数は12

・競技時間は30

・遅刻は減点

 例として、次の順番で回ったとします。(数字は得点)

Aさん:③、④、⑤、②

Bさん:④、②、③、④、⑥、1

Cさん:③、⑤、④、③、①、⑥、2

初めの3個は無条件で得点に加えます。4個目からはその度に得点に加えるかどうかを選択します。Aさんは4個とも選択し、14点。Bさんは5個目まで選択し、6個目は選択せず、19点。Cさんは6個目まで選択しましたが21点を超えたため(22点)、失格。つまり、21点以内で得点が高いほど上位、ということです。親睦会のときに選択してもらい、結果は優勝:浅野さん(12期)、準優勝:斎藤さん(15期)、3位:木原さん(15期)でした。

優勝 浅野昭   12

2位 齋藤玲彦  15

3位 木原幸子  15

4位 村田達司  12

5位 川合勝久  11

5位 中川隆義  13

5位 羽根靖晃  14

5位 平松宗大郎 14

5位 平山純   15

●親睦会

 恒例の親睦会では、お遊びOLの得点発表や人生設計の話?等で午前2時まで盛り上がりました。また翌朝、混浴露天風呂を楽しんだ方もいらっしゃったようです。

●期別対抗リレー

テレインが急傾斜かつ地図が怪しい場所があったため、競技時間が長くなってしまいましたが、優勝:21期、準優勝:19期、3位:22期と、初出場の若手が上位を占めました。ちなみに、3位の22期は藤野君が1人で3周しています。また、最年長の10期が4位に入り、大健闘を見せました。各コースのトップタイムはLongが円井君(19期)、MiddleShortは根本さん(15期)でした。

・チーム別総合成績

優勝 21  2:56:44 岡部(M)-山根(L)-岡部(S)

2位 19  3:13:47 千蔵(S)-萩谷(M)-円井(L)

3位 22  3:52:59 藤野(S)-藤野(M)-藤野(L)

4位 10  4:08:51 及川(S)-永瀬(L)-堤竹(M)

5位 15A4:18:28 根本(S)-木原(M)-齋藤(L)

6位 15B4:33:55 齋藤(S)-平山(L)-根本(M)

12134:55:54 浅野(L)-村田(S)-中川(M)

失格 11  P1     川合(M)-川合(S)-川合(L)

失格 14  DNF   平松(M)-太田(L)-羽根(S)

DNS 20  DNS

・コース別個人成績

Long 5,000m ?330m

1位 円井基史  19期 1:06:14 3走 AY

2位 山根洋之  21期 1:24:08 2走 BY

3位 永瀬真一  10期 1:41:25 2走 AX

4位 齋藤玲彦  15A  1:55:28  3走 AX

5位 太田宏樹  14期 1:56:17 2走 BY

6位 藤野友祐  22期 2:13:29 3走 AY

7位 浅野昭  12&13 2:34:03 1走 BX

8位 平山純  15B 3:07:12 2走 AX

失格 川合勝久  11 P1(1:56:47)  3走 AY

Middle 3,800m ?260m

1位 根本農史 15B    59:32 3走 AY

2位 岡部健志  21期 1:03:41 1走 BX

3位 平松宗大郎 14期 1:05:16 1走 AX

4位 堤竹浩   10期 1:10:43 3走 AY

5位 藤野友祐  22期 1:11:23 2走 BX

6位 萩谷太郎  19期 1:24:19 2走 AX

7位 川合勝久  11期 1:24:25 1走 BX

8位 中川隆義 12&13 1:27:38 3走 BY

9位 木原幸子 15A 1:55:54 2走 BY

Short 2,500m ?160m

1位 根本農史 15A  27:06 1走 AS

2位 齋藤玲彦 15B  27:11 1走 AT

3位 藤野友祐  22期  28:07 1走 AS

4位 岡部健志  21期  28:55 3走 AT

5位 川合勝久  11期  38:47 2走 AT

6位 千蔵真言  19期  43:14 1走 BT

7位 村田達司 12&13期  54:03 2走 AS

8位 及川直也  10期 1:16:43 1走 BS

羽根靖晃  14期 DNF   3走 BT

●テレインについて

今回のテレインについては昨年の9月から考えていました。多くの参加者を集めるため、アクセスの良さがポイントでした。「入生田」はつばめ会合宿や期別対抗リレーにあまり向いていないのは承知していましたが、

OBOGは東京以西に在住の方が多い

・現役学生が日帰りで参加できる

・宿泊地・駅とテレインが近い

ことを考えて選びました。また、テレインの適性より宿泊地(箱根)の魅力がまさったのも理由です。しかし、やはり適したテレインではありませんでした。この場を借りてお詫びします。

ちなみに、他には、忍野白海(山梨)、富士(静岡)、渋川(群馬)、秩父(埼玉)、山武(千葉)が候補に挙がりました。

●全体を振り返って

今回は運営の不備が多く、申し訳ございませんでした。少人数のため厳しい運営になることは覚悟していましたが、ミス防止のチェックや不測の事態への対応が不足していました。参加メンバーについては、1016期はおなじみの面々が集まりましたが、今回も17期以下の宿泊者がいなかったのは残念です。ただ、期別対抗リレーでは10期から22期までが一堂に会するなど、「今までにない場を提供する」ことはできたと思っています。

●次回について

 次回は1314期が運営、21期が宣伝を担当することになりました。今回と同様、現役も参加できるテレインでの開催となる予定です。また、OLTの夏合宿のリレーを土曜日に持ってきて、期別対抗にする、という意見もあるようです。私も参加者の一人として楽しみにしています。よろしくお願いします。


 

会費納入のお願い


長坂 俊郎(15期)

つばめ会の会計を担当しております長坂(平成4年入学)と申します。つばめ会会員の皆様に前回に引き続き会費納入のお願いをいたします。

 今年度は現時点で多くの方にお支払いをいただいております。現時点で会費納入してくださった方を下に載せさせていただきます。

 今後ともつばめ会としてより充実した活動を行っていくために、未納入の会員の皆様、ぜひとも会費納入のご協力のほどお願いいたします。

 会費納入につきましては、下記納入先のどちらかにお願いします。会費は社会人3000円、学生1500円です。

 

会費納入先

●郵便局

記号 10020 番号 70858191

●第一勧業銀行 

店番号 145 口座番号 1760811


 

●2001年度会計納入者(敬称略, 括弧内入学年度,/18現在)

渡戸満(S52) 及川直也(S62)                    堤竹浩(S62)

永瀬真一(S62)               川合勝久(S63)                    浅野昭(H1)

村田達司(H1) 渡辺純(H1)                            中川隆義(H2)

太田宏樹(H3) 樵裕介(H3,4口)                   長山森(H3)

羽根靖晃(H3) 平松宗太郎(H3)                    前田健吾(H3)

金子貴行(H4) 木原幸子(H4)                        斎藤玲彦(H4)

根本農史(H4) 萩生大介(H4)                        平山純(H4)

奥田健史(H5) 小坂猛(H5)                            世古口裕史(H5)

和田雄一郎(H5)               岸川智(H6)                            西田洋(H6)

當銘直告(H7) 千蔵真言(H8)                        萩谷太郎(H8)

円井基史(H8)

 

 

 

 

ML・ホームページについて

つばめ会会員間の連絡手段の1つとしてつばめ会ML(メーリングリスト)を立ち上げています。大会情報・観戦記、同期会・飲み会の連絡、近況報告など、自由に使ってください。メールアドレスはtsubame@egroups.co.jpです。ご不明な点がありましたら、管理者の鰐部行教氏(wanibe@d6.dion.ne.jp)までご連絡ください。このMLに関するホームページ(登録メンバーのみ)http://www.egroups.co.jp/list/tsubameにもぜひアクセスしてください。

また、つばめ会およびつばめ会湘南支部のホームページが稼動中です。ぜひご覧ください。

つばめ会のホームページ(作成者:円井基史氏(19期))
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Olympia/1614/

Forest Green(つばめ会湘南支部のホームページ)(作成者:佐々木順氏(13期))

http://www3.plala.or.jp/junkun/

東工大OLTのホームページは次の通りです。

●東工大OLTのホームページ(作成者:小畑貴之氏(19期))

http://home4.highway.ne.jp/teiwau/olt/

 久しぶりにOLの大会へ参加してみたい方は、つばめ会MLまたは奥田までお問合わせください。また、以下のホームページをおすすめします。

Orienteering.com

http://www.orienteering.com/index-j.htm

●森を走ろう!

http://www02.so-net.ne.jp/~forest/

 

愛知インカレ

リレーME幻の6位、XUは優勝

23回日本学生オリエンテーリング選手権大会(愛知インカレ)が平成1339日~11日に愛知県新城市・南設楽郡作手村で行われました。つばめ会は東京工業大学の選手の健闘を祈り、大会プログラムに応援広告(1ページ)を掲載しました。作成者は萩谷太郎氏(19期)です。http://home.catv.ne.jp/dd/t_hagiya/photos/ICad2.jpgに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 クラシック(個人戦)では、選手権クラスにOLT史上最多タイの5名(男子4名、女子1名)が出場しました。特に、蔵田真彦選手(22期)はOLT史上2人目(2年生以下ではOLT史上初、全国の男子でも今年ただ1人)のシード選手に選ばれ、全国の注目を集めました。一般クラスでは、倉澤勝美選手(20期)と氏原直人選手(22期)がメダルを獲得しました。

リレー(団体戦)では、男子選手権クラス(ME)は、隣接コントロールのチェックにより、残念ながら失格に終わりました。タイム的には6位の北海道大学を上回っていただけに、非常に惜しい結果でした。一方、男女混合クラス(XU)は、全国最多となる3回目の優勝を成し遂げました。

なお、リレーXU1走の菊澤恵三選手(22期)に感想を書いて頂きましたので、掲載いたします。

 


愛知インカレの感想

菊澤 恵三(22期)

愛知インカレから早2ヶ月が過ぎました。今では次なるインカレへ向け精進する毎日です。ここでこの文章を書くにあたり今一度去年を振り返ってみたいと思います。初めてのインカレである日光インカレを経験した自分が最初に立てた目標はプレセレ通過でした。その頃はとても困難な目標だと漠然と感じていました。目標達成に向け自分はまず走力向上を計りました。その際同期の海和の存在は大きかった気がします。そうこうしているうちにショートセレをむかえました。プレセレ通過へ向け弾みをつけるためにもどうしても通過したいと思っていました。事前の地図読みが功を奏してかそこそこのタイムで通過できました。しかしそれからずっと(おそらくOC大会まで)自分は吹っ切れない状況が続くのでした。原因は大きなミスが一向に減らないことにありました。プレセレはミスしないことだけ考えてゆっくりやって通過しましたが、本セレはさすがに通用せず落ちました。

結局のところ去年はOC大会までは大きなミス(5分以上)をどうすればなくせるかだけ考えていた気がします。今ではどうすれば巡航が上がるかを常に考えています。話は遡りますが本セレ落ちてからはリレーメンバーに入ることを目標にしていました。まあ、クラシックもリレーも併設ではつまらないという理由でしたが。しかし上に書いたような状況だったので部内本セレは通過できず補欠に止まりました。

 それではそういう状況下で迎えた愛知インカレの当日の状況を振り返りたいと思います。正直、今回のインカレは自分のレースという観点からみるとあまり乗り気ではありませんでした。選手権の人の応援をするためだけに来た感じでした。クラシックに関してはまーくんがえらいことになってしまったくらいでした。リレーに関しては、失格と分かるまではかなり熱い自分だった気がします。失格が判明してからはいまいち何を考えていたか分からないです。ただ入賞できるだけの力はあったことは証明された気がしました。翌日は何もする気がおきませんでした。しかしさらにその翌日にはトレーニングを再開していました。目標は決まっていたからです。今年は部の中心となる学年になりやれることはやってしまおうという気持ちです。


 

全日本大会

松澤俊行氏、初優勝!

 平成13325日に宮城県利府町で行われた27回全日本オリエンテーリング大会において、東工大OLT前コーチでつばめ会会員でもある松澤俊行氏がM21E(男子選手権)クラスで見事に初優勝を成し遂げました。OLT・つばめ会を通じて史上初の全日本チャンピオン誕生ということになりました。また、蔵田真彦選手もM20E(男子ジュニア選手権)クラスで5位に入り、来年度の公認大会M21Eクラス出場権を獲得しました。なお、松澤氏に感想を書いて頂きましたので、掲載いたします。

 


全日本選手権優勝

松澤 俊行(前コーチ)

2001年、3月25日、宮城県で開催された全日本大会M21Eクラスに優勝し、初めて「チャンピオン」と呼ばれる1年を過ごすことになりました。ここでその軌跡を簡単に振り返り、今後に向けての指針なども示しておきたいと思います。

【準備】
 現在の基本的なトレーニングのパターンは、
(一)平日、毎朝の読図走(平均40分ほど)
(二)平日、平均2日に1度のランニング(平

均60分ほど)
(三)土日祝日の内7割方、実地でオリエンテ

ーリング(平均60分ほど)
という形です。どちらかと言えば、意識的には(一)は「技」の鍛錬・調整に比重が置かれ、(二)は「体」の鍛錬・調整に比重が置かれています。(三)は合宿であったり練習会であったり大会であったりします。
 ご存知の通り、この一年は東工大の年間コーチを務めていました。また、多くの国際舞台(年末年始の世界チャンピオン来日イベントもその内に含めて良いでしょう)を経験することができ、練習時に「向上のためにどうしたら良いか」といったことを意識する度合いが強まっていたように感じます。
 具体的な練習の工夫などを記し始めると技術講座になりそうなので控えておきます。興味のある方は「オリエンテーリングマガジン」に掲載される私の文章やインタビュー記事に当たっていただければ、と思います。
 ともかく、「良い準備をしている」という自覚がありました。だからといって、それだけで強敵に勝てるかというとそういうものでもありません。相手の方が良い準備をしている可能性もあるのですから。
 「良い準備をしても勝てるかは分からない」。今振り返るとこういうように思えたこと自体が成長の証のようでもあります。優勝のチャンスがあると感じ始めてから挑んだ全日本大会は宮城以前に4回ありましたが、いずれも多かれ少なかれ気負いがあったのではないかと書いていてあらためて反省しています。

【前日】
 前日は勝手知ったる東北大の裏山「青葉山」(普通のクラシックオリエンテーリング大会が開けるようなOLテレイン)で少しオリエンテーリングしてみました。目的は主に植生状態の確認と、最近レースで使うことが減った1:15000図での距離感調整でした。オリエンテーリング技術を使って走ったのは20分ほどでしたが、目的は果たして山を降りました。
 「宮城県開催は松澤有利」とも言われました。実際、全日本大会のテレインも大学時代の練習会で3回走ったことがありました。ただし、有利と思い込みすぎることは逆に危険である、となれば総合的には有利でも不利でもない、と自分に言い聞かせていました。
 とはいえ、有利さはやはりありました。当日の対処というより、前日に苦もなく上記のようなスケジュールを計画し遂行できたという点が大きかった。それを「地の利」ととらえることは確かにできると思います。
 海外でのレースなどでも、その国に一回行ったことがある(すると移動や日常生活に対する不安が減る)かどうかで大分違うと言いますが、ちょっとそれに似た気持ちを味わえました。
 
【当日】
 レース後、地図やコースに対するコントロールに対し、不満の声が聞かれたように、選手にとってスタート枠からゴールレーンの間はストレスフルな時空間となりました。ましてや「全日本大会」。「全日本なのにこれでは・・・」という言葉が頭の中でこだましがちです。ただ、その言葉は自己コントロールにとってはマイナスにしかなりません。
 恐らく、私はその言葉を最もよく抑えることができた選手の内の一人だったので
しょう。
 M21Eクラスは出走者が30人ほどいて、私はゴールが10番目前後でした。順位の確定までには時間がありましたが、落ち着いて待つことができました。これで負けたら来年再度挑戦すれば良いという気持ちでした。ただし、その場合勝者は「村越真」選手でなければいけませんでしたが。
 ゴールする選手が一人一人増えていくにつれ、「勝てるかな?感」が少しずつ強まっていくというシチュエーションでしたから、「優勝決定」に対して喜びが爆発する瞬間はありませんでした。「喜びが爆発」は、日々想像し、期待していた感情だったのですけれども、ね。まあ、人生、こういうこともあるでしょう。

【今後】
 「追われる立場になって、余計大変だね」という周囲の声に対しては「そうですね。でも、まだまだ追うものがありますから」と答えることにしています。
 まず、追うのは「世界選手権個人レース決勝進出」「リレー10位以内」という目標です。これは全日本優勝と同様、非現実でなく、難しくて、達成時には喜べる、といった実に機能的な(良い取り組みを生むために適切な)目標だと思っています。
 世界選手権は7月29日開幕。フィンランドで、どんな「自分」が走っているか、楽しみです。ゴールして、速報ボードを見て喜びが爆発するのか、達成の瞬間はまたしても静かに訪れるのか・・・。
 とにかく、これまでの皆さんのご支援に感謝しています。今後もご注目のほどよろしくお願いします。


 

新入会員のご挨拶

 今年度の新入会員(20期)のうち、倉澤勝美氏、長藤浩平氏、仁多見剛氏にご挨拶を書いて頂きましたので、掲載いたします。

 


倉澤 勝美(20期)

つばめ会に入りました。倉澤@20期です。何を書けばよいのかよく分からないのでとりあえず。OLT杯をよろしく。日光でやります。というわけで。

よろしくお願いします。


 


長藤 浩平(20期)

東工大OLT20期の長籐浩平です。この度入会いたしました。というわけで自己紹介させていただきます。

出身:私立城北高校卒業

東京工業大学工学部無機材料工学科卒業

現在は東京工業大学理工学研究科材料工学専攻です。

過去の役職:20期の部長

           98年度関東学連幹事

まだ、つばめ会のことについてよくわからないのでいろいろ教えて頂きたいと思います。それでは以後よろしくお願いいたします。


 


仁多見 剛(20期)

年月がたつのも早いもので、私が1年生としてOLTに加入したのがつい最近のことのように感じられます。1年の頃から合宿などで諸先輩方にはお世話になっておりました。御礼申し上げます。今でも趣味としてオリエンは続けております。

 こんな私が、僭越ながら今年のつばめ会事務局長という大任をつとめさせていただくことになりました。というわけで、これからもよろしくお願いします。

ここで簡単な自己紹介を。

  仁多見 剛/20期/今年度コーチ/大岡山の研究室/大岡山在住。

  オリエン・旅・ドライブ・酒・etc・・・。

 昔からあちこちの大会に出没。今年も関東を中心にいろいろなところに行きたいと思っています。

E-mail:tnitami@chem.titech.ac.jp


 

OLT部長のご挨拶


小川 千隼(20期)

初めまして、現OLTの部長をやらせてもらっている小川と申します。まだ部長になってから2ヶ月ほどしか経っておらず、まだまだ部長としての役割が理解できているかも分からないような感じですが、なんとか部員のみんなの協力の下にがんばっている次第です。

3月から2,3年生を中心にしてがんばってきた新歓も、ここにきて一通り終わりを告げようとしています。この時期になると新入生のメンバーも固定され始め、新しい部の形が見えてくるような気がします。

昨年度、OLTではインカレ4位という目標を掲げてがんばってきました。JWOCでは22期の蔵田が選出され、またインカレでも彼がシード選手に選出されました。インカレ団体戦でも入賞を目指しましたが、残念ながら失格という結果になってしまいました。これは毎年どこかの大学で起こることであって、たまたま今回はOLTで起こってしまったことです。

今年は当然ながらこの去年の雪辱をはらそうという部員の気持ちがはっきりと私自身にも伝わってきます。19期の円井さんをヘッドコーチとして招き、部の今年の方針が決まってきています。当然私も自らの目標を掲げてOLTに貢献しようとしてがんばっています。今では毎週のように練習会に参加し、間近にせまっているショートセレ(インカレショートの予選)にむけて集中力を高めています。

これだけ書くとオリエン一色に染まってしまっているようですが、そんなことはありません。今年は去年以上にOL以外の活動を増やしていくつもりでいます。たとえば筑波でのソフトボール大会に参加するのは当然のこととして、ことしはFUI(Football運営委員会)やTUI(卓球運営委員会)などをつくり活動をしていこうと考えています。

ことしは「みんなで楽しんでいけるサークル」をめざしています。ぜひ今年のOLTの活躍を温かい目で見守ってくださるようお願い致します。


 

慶事のお知らせ

 最近ご結婚が決まった方々がいらっしゃいますので、(こちらで把握している方々のみですが)お知らせいたします。

 

佐々木 順 さん                                                                   (元コーチ)       2001年6月ご結婚

武田(旧姓:木原) 幸子 さん                 (15期)                                                   2001年1月ご結婚

 

佐々木さん、武田(木原)さん、おめでとうございます。

 Slopeでは今後も会員のみなさんのご結婚やご出産などのお祝い事をお知らせしていく予定です。情報がございましたら、つばめ会MLまたは奥田までご連絡いただければ幸いです。

 

 

 

 

編集後記


Slope10号はいかがでしたでしょうか?つばめ会会報も歴史を重ね、今回で第10号の大台に乗りました。そこで、今までのつばめ会の歴史を振り返ってみたいと思います。

 つばめ会は1991年春、この年に卒業した10期の有志により設立されました。「つばめ会」の名前の由来は東工大の校章が「つばめ」であるためです。OBによるOLT杯運営・インカレオフィシャル参加はこの年から始まりました。テントをOLTに寄贈したのもこの年です。しかし、当時は10期から12期までの活動に限られ、正式なOBOG会としては機能していませんでした。

 1994年の群馬インカレでは、プログラム・大会報告書に応援広告を掲載し、つばめ会の対外知名度も高まりました。またこの頃、浅野昭氏(現幹事長)により名簿づくりが始まりました。OBの名前はおろかOLTがいつ設立されたかさえ不明であり、蔵前工業会の名簿を手がかりに一人ずつ連絡先をつきとめるなど、大変な作業だったようです。

 199511月には、つばめ会会報第1号が鰐部行教氏(現名簿局長)により発行されました。翌年の1996年には、クラブ旗・ノボリをOLTに寄贈し、OBと現役が一堂に会する懇親会が第1食堂を借り切って行われています。第1回つばめ会合宿が行われたのもこの年です。

 そして、199710月、第1回つばめ会総会が行われ、つばめ会は正式なOBOG会になりました。これに伴い、会則・会費・幹事会・総会等が制定され、現在に至っています。今後、つばめ会はどのように発展していくのでしょうか?私も楽しみです。

 最後になりましたが、Slopeへのご意見・ご感想をお待ちしております。大変お忙しいところ原稿を書いていただいた皆様、およびこのSlopeを読んでくださった方々、どうもありがとうございました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Slope(つばめ会会報)第10号

編集責任者:奥田 健史

E-Mail:DQL06253@nifty.ne.jp